福田家の味をご自宅にてお楽しみいただきたいとの思いで新しい商品を作り、今回限定で販売することになりました。
広島県安芸高田市の新鮮な鹿肉を使い、創業寛政元年の老舗「総本家 更科堀井」さんの更科そばといっしょにいただく「至福の鹿そば」です。
新鮮なまま届けられる鹿肉は、臭みがなく良質なことが特徴で、この時期の鹿は一年で最もおいしい脂がのる「夏鹿」とも呼ばれています。
やわらかく甘めの味付けに仕上げた鹿肉は、蕎麦の中で力強い存在感を放ちます。
この鹿肉に合わせる蕎麦は、どのようなものがいいか…。料理長の松下と話し合いながら、「総本家 更科堀井」さんのお蕎麦と合わせることで、最もおいしいハーモニーが生まれるのではないかと考えました。堀井良教さんとは、全国芽生会連合会という料理業の経営者が全国から集まる料理業研鑽の会を通じてお会いしており、以来大変お世話になっておりました。
いざご提案をしたところ「和食の人と組んで、新しい試みをやってみたかった」とご快諾をいただき、晴れて嬉しいコラボレーションが実現しました。蕎麦の茹で方は堀井さんから直々に教えていただき、また試食の際には蕎麦に添える薬味などのアイディアもいただきました。堀井さんには深く感謝を申し上げます。
蕎麦に合わせる汁には鰹出汁は使わず、鹿肉と野菜の出汁のみを使用しております。優しい甘みを感じる仕上がりになっています。広島県安芸高田市の鹿肉と「総本家更科堀井」の蕎麦、福田家の和食とのコラボレーションを、どうぞお楽しみください。
Makuakeにて限定販売開始しています。
https://www.makuake.com/project/fukudaya_sarashinahorii/
「更科堀井」堀井良教さんよりひとこと
試食でいただきましたが、甘みのある汁が鹿とよく合うおいしいお蕎麦でした。蕎麦屋で作る場合は、蕎麦汁だと少し物足りなくなるので、スネで取った脂を足すかもしれませんが、和食のお店だからこその甘めの仕上がりに上品さを感じました。また出汁に鰹を使っていないというのも、蕎麦屋からすると面白いと思いました。鹿肉の味にも更科の蕎麦がよく合っていますね。
写真右:総本家 更科堀井 堀井良教様